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インプラントのデメリット

安定性や審美性に優れているなど、インプラントをお勧めする理由は多々ありますが、一方でデメリットもあります。これはインプラントが高度な技術を要すること、本物の歯に近い歯を取り戻せることと関係しており、インプラントのデメリットを患者様にもよくご理解いただいた上で治療を受けてほしいという思っております。

治療期間が長くかかる

インプラントの治療期間は個人差がありますが、約4ヶ月から8ヶ月の治療期間を要します。インプラントは人工臓器としての機能を持っており、なおかつ審美的な要素も要求されるため、厳格な検査や診断、治療計画を練ることにも十分な時間が必要になってきます。チタンという金属自体は身体との親和性が高いため、拒絶反応などが起こる心配はありませんが、人工歯根が顎の骨に完全に結合するまでに上顎で約6ヶ月、下顎で約3ヶ月の時間を必要とするため、どうしても治療期間が長くなってしまいます。

周囲炎になりやすい

天然の歯には歯根膜というものがありますが、インプラントの場合この歯根膜がありません。歯根膜とはどういうものかというと、食べ物を噛んだときにクッ ションの役目をし、歯を食いしばったりしたときにも圧力を分散したりする役目を持っています。インプラントの場合、クッションにあたるものがありません。 そのため、強く噛みすぎてしまうということが起こります。また、人工の歯根のため痛覚が無いので、炎症や痛みに気が付かず放置してしまう場合があります。これは、定期的な検査や毎日のケアで予防することができます。

治療費用が比較的高額

インプラント治療が高額になってしまう理由として、まず第一に自由診療のため健康保険の適用外になってしまうのです。また、手術の難易度やインプラントを埋入する本数などによっても費用は変わってきますし、インプラント自体の材料が高価なものであることも費用がかさむ理由の一つです。良い治療を多くの方に取り入れていただきたいと言う考えから、当医院では保険外治療を安価で提供いたしております。また、治療の際にはその内容や計画をご説明し、ご理解いただけるよう努めております。インプラント治療をお考えの方は一度ご相談ください。

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