こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長小倉充です。
2月8日(日)に吉野敏明先生の抗菌療法の講習会に参加してきました。
歯周病は成人であれば8割の人が罹患しているとも言われています。
歯周病は一般には歯槽膿漏と呼ばれていますが、ほとんどの方が罹患しているのを気が付かず長期に放置してしまったため歯が動揺してきた、腫れる、歯が抜ける、などの症状が出てから来院するのが現状です。
しかし、定期的に歯科医院に検診に来て歯石除去を行っているのになぜか疲れたりすると歯茎が腫れる、歯が浮いたような感じがする、という人も中にはいらっしゃいます。
それは、歯石を除去しても口腔内の細菌を排除していないから繰り返し発病するのです。
お口の中にどのような細菌がどれくらいいて、どの細菌が悪さしているのか、それを調べてその細菌に合った抗生物質投与で原因菌を除去してしまおうというのが抗菌療法です。
細菌検査や抗生物質の投与方法も保険適用外なので自費治療となってしまいますが、一度悪さをしている細菌を抗生物質により除去してしまえば後は定期的なメインテナンス(定期検診)で快適な口腔内環境を維持できるものです。
当医院でも準備が整い次第開始したいと思いますので、お心当たりの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。