こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長小倉充です。
歯医者さんに行くきっかけで一番多いのは虫歯でしょう。
初めから虫歯が生えてくる人はいません。
虫歯になってしまった最初の責任は患者さん自身にあります。
しかし、勇気をもって治療したはずの歯が何年後かにまた虫歯になってしまって痛い思いをしたり神経を抜かなくてはならなかったりした経験はありませんか?
その原因は、①患者さん自身の歯磨きが足りなかった場合、②砂糖の採り過ぎ、③治療の際の虫歯の取り残しの3つが考えられます。
①と②に関してはオグラ歯科医院では衛生士が丁寧にご指導させていただいておりますので、心配な方はお気軽にご相談ください。
問題は③です。
これは患者さんには防ぎようのない原因です。
オグラ歯科医院では、虫歯の取り残しがないようう蝕検知液(カリエスディテクター)を使用しています。
う蝕検知液とは虫歯になってしまった場所だけを赤く染めだす特殊な液で、そのままでは判断できないような虫歯を赤く染めだすことにより確実に除去することのできる優れものです。
方法としては、大まかに虫歯を除去し、染め出し→水洗→染まったところを除去→染め出し、という作業を繰り返して行います。
通常最低3回、深い場合、神経に近い場合などは5~6回くらい繰り返し徹底的に虫歯を除去し次の操作に移ります。
当然肉眼では判断できないので、5倍のルーペ、もしくはマイクロスコープを用いて行っております。
神経に近い場合は神経保護材を塗布した上でダイレクトボンディングなどの処置を行いますが、虫歯が神経まで達してしまっている場合、ぎりぎり神経を残しても後日麻酔がきれてから疼痛がおさまらない場合などはやむを得ず神経をとることもありますが、極力神経を残す努力をしております。
神経の残っている歯は「生木」、神経をとってしまった歯は「枯れているように見えるけど上の方に葉っぱが生えていて実は生きてる木」だと思っていただければご理解いただけるかと思います。
一度治療した歯は、二度と治療しないで済む方が良いに決まっています。
痛い思いはしたくないですものね!
時間はかかりますが出来る限りの丁寧な治療を心がけておりますので、ご心配な方は是非一度ご来院ください。