こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長です。
明けましておめでとうございます。
ちょっと遅くなりましたが、新年のご挨拶。
新年一発目のひとりごとは、製作に2年近くかかってしまったダイオラマの完成です。
ほんの15センチ四方のダイオラマですが、時間が出来、気の向いた時しか着手しなかった結果の産物です。
マイクロスコープ、コジェットサンド、石膏ブロック、矯正ワイヤーなど歯科材料をいろいろと駆使して作っていますので、本来のコストはかなりかかっているかと思います。
設定としては、雨上がりのぬかるみの中、伝令で走ってきたバイクの兵隊が崖崩れで塞がってしまった道路を復旧中の憲兵に道を尋ねているという場面です。
フィギアとバイクは完全に素組です。
背景の木はどんぐりの木の根っこを使用し、枯葉はコピー用紙に着色して彫刻刀で打ち抜きました。
憲兵が道路標識をはずし、バリケード代わりにしているという設定なので、バリケードには残った釘が数本。
はずすのに使用したバールは長さ1センチ弱で、プラ角棒にメタルカラーを塗り、シリコンバリアーを塗布した後、持ち手の部分を塗ってから使用感を出す為にかどを剥がしました。
ぬかるみはクリアーレジンを使用し水溜りを再現。
何と言って有刺鉄線を見ていただきたいですね!
エッチング部品と違ってリアルな感じが出てるでしょ。
もちろんコジェットでプライマー処理(正確にはシラン処理)してからパステル粉で錆びた感じに仕上げました。
杭はセイタカアワダチソウの枯れたものを使用しました。木の皮が剥がれたような感じが偶然できました。
次回はもうちょっと凝ってみようと思っています。
乞うご期待!