こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長です。
今日は明日セレックのセットを行う患者様がいらっしゃるので、その製作状況を報告します。
当医院では正確にマージン(歯と技工物の境目)を調整したいので、ほとんどの場合間接法で行っております。
セレックは削ったその場で口腔内の状態をCCDカメラで立体撮影し、そのデータをコンピューターが処理して削りだすことができます。
当然1日でのセットも可能ですが、口腔内には唾液があったり微妙な調整がうまくいかなかったりすることもあるので、一度精密印象にて型採りをさせていただき後日(翌日以降)にセットさせていただいております。
間接法で模型を作製し、マージンをきれいに出します。
もちろん印象自体がきれいに採れていることが大前提です。
今回も1発でOKでした。
その模型をCCDカメラでスキャンして、パソコン上でクラウンの形態を作ります。
お絵かきソフトで絵を描くように、厚みをつけたり表面を馴らしたり。
画面上で形態ができたら、LANで繋いである技工室の切削マシーンでセラミックスのブロックを削ります。
これは全てオートでコンピューターがやってくれます。
この程度の大きさのクラウンであれば約10分で削り終わります。
後は模型上で微調整をしながら研磨していきます。
この続きはまた!