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2010年7月のアーカイブ

マイクロスコープ

2010 年 7 月 27 日 火曜日

治療の精度をより一層高める為にマイクロスコープを導入いたしました。
現在でも使用頻度の高いサージテル(拡大鏡)に加え、高倍率で根の治療時の削りカスの取り残しや根管口の確認、補綴物セットやダイレクトボンディング時のマージン(境目)の確認など使用用途は様々。
マイクロ
歯周外科時の縫合などもマイクロサージェリー用の髪の毛ほどの太さの縫合糸を使用すればオペ後3日くらいでほとんど傷は治癒状態。
肉眼では見えない世界を治すことができ、術後の患者様の負担軽減にもつながります。
肉眼で治療するよりちょびっとだけ時間がかかってしまうのが難点ですが…。
これからも治療の精度を上げることでやり直し治療を少なくし、高いクオリティを提供できるよう努力を続けていきたいと思っています。

ダイレクトボンディング

2010 年 7 月 9 日 金曜日

本日ダイレクトボンディングを行いました。
患者様は歯と歯の間が空いているのが気になるそうです。

術前右側

術前右側

術前左側

術前左側


よくある治療方法としては「ラミネートベニア」という方法で、歯の表面を一層削って技工士さんに付け爪状の薄いセラミックでできたものを貼り付けるという方法です。
勧められた方も多いのではないでしょうか。
確かにラミネートベニアはセラミックですので変色もせず、かなりきれいに仕上がります。
しかし、この患者様はお勧めしません。
なぜなら歯ぎしりがすごくてラミネートベニアでは1ヶ月もしないうちに破折してしまうからです。
当医院ではこのような患者様には「ダイレクトボンディング」をお勧めいたします。
治療回数が1回で済むこと、歯を削る量が圧倒的に少ないこと、費用が安く済むこと(ラミネートベニア:¥84,000/本、ダイレクトボンディング:¥9,450/本)が大きな理由です。
また、欠けた時も即日補修が効きますので安心です。

今回は術前に型採りさせていただき、模型上で歯ぎしりの面、完成時の状態などを患者様にお見せして納得の行くまで話し合ってから治療させていただきました。
模型上のグレーの部分をワックスで修復し、実際にはその部分がハイブリッドレジンに置き換わるというものです。

診断用ワックスアップ

診断用ワックスアップ

当日の治療時間はほぼ1時間程度。
歯の隣接面を一層削っただけなので麻酔もせずにできました。
歯の色を表現する為に4色くらいの色を使い分けて盛り上げていきます。

術後右側

術後右側

術後左側

術後左側

患者様は大満足!
「いつも自分の写真を見るたび歯の間が黒く見えていやだから口をつぶって写ってたんですけど、これからは歯を見せて笑えます。」
と、喜んでいました。

ご自分からはなかなか言い出せない患者様も結構いらっしゃるみたいで、こちらから何気なく聞いてみると「実は昔から気になってた」とか「結構コンプレックスに感じていたんですよ」なんて人も多いのは事実です。
恥ずかしがらずになんでも相談してくださいね。
解決方法は必ずありますから!

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