オグラ歯科医院トップ
電話番号:045-335-3380 横浜市保土ヶ谷区宮田町2-160-2メゾンハマ2F

‘歯科’カテゴリー

教えっぱなしじゃありません。

2015 年 3 月 6 日 金曜日

こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長小倉充です。

私は患者さんの治療をするだけじゃありません。
私の得意とするダイレクトボンディングをFaceBookに投稿しているうちに、「どうやったら同じように出来るのか」、「どこで教えてもらえるのか」などの質問が全国(海外からもたまにありますが)のドクターから来るようになり、ダイレクトボンディングを歯科医師に教えるようになって前回(1月)で14回目となりました。
たった1日の講習と実習ですが、皆さん楽しく新しい手法を身に着けてお帰りになります。
でも、それっきりという歯科医師もいますが、その中で自分の診療所で行った症例写真をメールで送って来てくれる歯科医師も少なくありません。
そういう時は必ず画像に修正箇所などを書き込んでアドバイスをするようにしております。
今回の画像は1月に受講した東京の歯科医師が、「何かどこかがおかしいので自然観が出ない。どこを直したら良いか教えてほしい。」という画像添付のメールを頂きました。

送られてきた術前の画像

送られてきた術前の画像

同術後の画像

同術後の画像

術前、術後の画像が送られてきたので、術後の画像に修正箇所を書き込んで返送して差し上げました。
ほんのちょっとしたこと、角度や深さが違うだけで自然観が出たり不自然だったり。
難しいのは確かです。

6番の修正箇所

6番の修正箇所

7番の修正箇所

7番の修正箇所

こんな感じでいつもアドバイスさせて頂いております。
特に今回のような上の奥歯の場合は真上から直視することができないのでミラーを使って反対像で作業をしなければならず、困難を強いられます。
患者さんのレベルではなく歯科医師のレベルで自然観が出るようにする。
経験と技術が必要ですが、自分一人で悩むより出来る人に聞いた方が早い場合が多いような気がします。
自分も技工士である弟によくアドバイスをもらっています。
歯科医師や技工士が認めるレベルの仕事であれば、きっと患者さんは満足していただけると思います。
オグラ歯科医院は審美歯科というより自然美歯科を志しております。

抗菌療法

2015 年 2 月 10 日 火曜日

こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長小倉充です。

2月8日(日)に吉野敏明先生の抗菌療法の講習会に参加してきました。
歯周病は成人であれば8割の人が罹患しているとも言われています。
歯周病は一般には歯槽膿漏と呼ばれていますが、ほとんどの方が罹患しているのを気が付かず長期に放置してしまったため歯が動揺してきた、腫れる、歯が抜ける、などの症状が出てから来院するのが現状です。

しかし、定期的に歯科医院に検診に来て歯石除去を行っているのになぜか疲れたりすると歯茎が腫れる、歯が浮いたような感じがする、という人も中にはいらっしゃいます。

それは、歯石を除去しても口腔内の細菌を排除していないから繰り返し発病するのです。

お口の中にどのような細菌がどれくらいいて、どの細菌が悪さしているのか、それを調べてその細菌に合った抗生物質投与で原因菌を除去してしまおうというのが抗菌療法です。

教科書とサティフィケート

教科書とサティフィケート

細菌検査や抗生物質の投与方法も保険適用外なので自費治療となってしまいますが、一度悪さをしている細菌を抗生物質により除去してしまえば後は定期的なメインテナンス(定期検診)で快適な口腔内環境を維持できるものです。

当医院でも準備が整い次第開始したいと思いますので、お心当たりの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

第14回ハンズオンセミナー開催

2015 年 1 月 26 日 月曜日

 

こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長小倉充です。
昨日、1月25日(日)にオグラ歯科医院においてダイレクトボンディングのハンズオンセミナーを行いました。
今回で14回目。
雑誌やFace bookなどで一般公募もしていないのによく続くもんだと我ながら感心しています。
私の治療したダイレクトボンディングをFace bookに投稿しているのですが、それを見て受講したいというドクターが直接申し込み先着4名限定で毎回行っております。
当然講師は不詳私小倉充です。
毎回全国いろいろなところからドクターが私の技術を学びにいらっしゃいます。
一番遠かったのは姫路から。
大阪、京都、名古屋、栃木など本当に遠くから学びに来ていただいております。
今回は大阪1名、東京2名、川崎1名の4名です。

まずは粘土で歯の溝の形を実習します。

まずは粘土で歯の溝の形を実習します。

その中の女性2人(東京と川崎から)は私の大学の同級生で今はお二人とも開業され院長として頑張っておられます。
今回の4名もFace bookを見て申し込んできたのですが、同級生の2人はなんと30年ぶり、そう、卒業以来の再会です。

PCを使った咬み合わせの調整を説明中。皆さん真剣です。

PCを使った咬み合わせの調整を説明中。皆さん真剣です。

デモはマイクロスコープを使ってモニターで見ていただきます。

デモはマイクロスコープを使ってモニターで見ていただきます。

皆さん上手くできました

皆さん上手くできました

午前中は9:00から講義、午後は5:30まで実習と内容の濃い1日を過ごしました。
大人数ではなく4名限定ですのでステップごとに私がポイントを手取り足取り丁寧にお教えし、受講生の皆さんは楽しくかつ充実した1日を過ごしました。
セミナー終了後は、天王町駅前の焼肉屋さんで渾身会を行うのがいつもの決まり。

1日しゃべりまくった後のビールは最高!

1日しゃべりまくった後のビールは最高!

初めて会った先生方も楽しく同じ時を過ごし美味しいお酒とお肉を食べて満足な1日となりました。
参加された受講生の先生方、お疲れさまでした。

すきっ歯、(正中離開)

2015 年 1 月 10 日 土曜日

こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長小倉充です。

近頃、うちのホームページをご覧になって来院する方が多くなってまいりました。
その中でも、すきっ歯(正中離開)で悩んでいる方が結構いらっしゃるのに驚きます。

当然、矯正することが一番良いことなのかもしれませんが、矯正するのは気が引けるし費用的にも考えてしまう、短期で治療できないのか、そのような患者さんが多くみられます。

正中離開と言っても、歯が小さい、顎が大きいなどの歯と顎のバランスがとれていない場合と奥歯の咬み合わせが低くなってしまって(奥歯が抜けたままとか…)下顎前歯が上顎前歯を押し広げてフレアアウトしてしまっているのかによって治療方法は違います。

当院では、まず原因を探るべく診査診断をした上、ダイレクトボンディングで修復可能かどうかを精査し、患者さんに詳しくご説明し、納得していただいた上で治療にとりかかります

ダイレクトボンディングが可能と判断された場合、気になる上顎前歯の型採りをさせていただき、石膏模型上でワックスを使用してシュミレーションを行います。
この時、口蓋側(歯の裏側)の形態をしっかり作っておきます。

この位のすきっ歯なら大丈夫!

この位のすきっ歯なら大丈夫!

左右の歯の幅が等しくなるように模型上にワックスアップします。

左右の歯の幅が等しくなるように模型上にワックスアップします。

次にその模型でシリコンコアを作製しておきます。
これが実際にお口の中でダイレクトボンディングを行う時の口蓋側(歯の裏側)の形態となります。

 

模型上でシリコンコアをつくります。

模型上でシリコンコアをつくります。

内面(歯の裏側)はこんな感じ。

内面(歯の裏側)はこんな感じ。

口蓋側に一層の面を作ることにより、キャンパスを作るのです。
空中で築盛するより確実に築盛しやすくなります。

 

シリコンコアを口腔内にあてがったところです。中央の足りない隙間部分に修復をします。

シリコンコアを口腔内にあてがったところです。中央の足りない隙間部分に修復をします。

ほとんどの場合、4~5色のコンポジットレジンを多層築盛し形態と透明感を考慮しながら仕上げていきます。

 

1時間ちょっとで完成です。でも、最低でも2回の来院が必要です。

1時間ちょっとで完成です。でも、最低でも2回の来院が必要です。

アップにすると先端の透明感、表面の質感が自然なのがよくわかります。

アップにすると先端の透明感、表面の質感が自然なのがよくわかります。

この患者さんの場合、将来矯正も考慮したいとのことで、表面を薬品で処理して接着力を増し、ご自分の歯は削らずに仕上げました。
矯正する時はコンポジットレジンの部分だけを注意深く除去すれば元のご自分の歯に戻すことができるからです。

 

全ての正中離開がダイレクトボンディングで修復可能とは限りませんが、ご相談にいらしていただければシュミレーションしご説明いたします。

今まで正中離解を治した方は皆さん非常に満足していただき、性格が明るくなった、口元を気にせず笑えるようになったと喜んでいただいております。

もちろん、今まで歯を見せない笑い方をしてきた方には歯を見せて笑うことができるようにスマイルトレーニングの方法もお教えします。
本当に性格かわりますよ。

ベスト4に選ばれました!

2014 年 12 月 8 日 月曜日

 

こんにちは。 インプラント、審美歯科の保土ヶ谷オグラ歯科医院院長小倉充です。

当歯科医院では、治療に際して術前、術後のお口の中の写真を必要に応じて撮影させて頂いております。
これは、①資料として保存するため、②補綴物(被せ物)を製作するうえで技工士に情報として渡すため、③学会、専門誌などに発表するため、④ホームページ、Facebookなどに掲載させて頂くため、などの目的があります。
初診時の問診票に撮影した写真(画像)を掲載してよいかどうかの質問事項がございますので「いいえ」に丸を付けた患者さんの画像は掲載せず、「はい」に丸を付けた方の画像のみ掲載させて頂いております。
もちろん顔写真は掲載しません。

先週末、ダイレクトボンディングを行った患者さんはこの質問に「いいえ」とお答えいただいていたのですが、自分で言うのも何ですが出来が良かったものでFacebookに掲載してよいかどうか改めてお聞きしたところ、「私の歯ぐらいで世の中の歯医者さんのためになるのならどうぞ使ってください」と快諾していただきました。

自分がいつも投稿しているグループがいくつかあるのですが、今回も4つくらいのグループに投稿させて頂きました。
その中のひとつ、「Style Itariano」というイタリアのグループに投稿したところ、今日、月曜日の時点で「いいね」が400を超え、他のグループと合わせると600位のいいねをいただきました

この症例写真がそうです

この症例写真がそうです

もちろんコメントも多数いただいてますので、全て英語でお答えしております。
「Style Itariano」は以前にも1日で680件の「いいね」を頂いた経験もあり、非常に反応の良いグループだと思い、いつも反応を楽しみにしています。

そう思って、先ほどFacebookを見て見ると、海外の知らない方から直メッセージが届いており、「Style Itariano」をチェックしろという内容でした。
何か悪い事でもしたかな?そんなはずはないのだが…。
恐る恐る開いて、自分の投稿を確認するも何も変わった様子はない。
もう一度開きなおしてみると、なんとびっくり!
私の顔写真入りで先週の症例写真が載っているではないか!

ベスト4の顔ぶれです

ベスト4の顔ぶれです

よく読むと、先週の投稿された中のベスト4に選ばれているではないか。
嬉しい限りです。
また、協力していただいた患者さんに大感謝。
これに慢心することなく、これからも頑張っていきたいと思います。

 

ページのトップに戻る